1位は220億円!最も「高い価格で売れたイングランド人選手」トップ10

近年ではサッカー選手の価値が急上昇しており、取引で発生する移籍金の額もうなぎのぼりとなっている。

今回は『footballtransfers』から「歴史上最も高額な移籍金で取引されたイングランド人選手」をご紹介する。

10位:ラヒーム・スターリング

移籍した年:2022年

移籍元:マンチェスター・シティ

移籍先:チェルシー

移籍金:5600万ユーロ(およそ91.23億円)

リヴァプールを若くして飛び出し、マンチェスター・シティで世界最高クラスのウインガーに成長したラヒーム・スターリング。

ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で活躍を見せていたものの、2022年には出場機会がやや減少していたこともあって新オーナーが就任したチェルシーに移籍することになった。そのときの移籍金は5600万ユーロに。

9位:ベン・ホワイト

移籍した年:2021年

移籍元:ブライトン

移籍先:アーセナル

移籍金:5800万ユーロ(およそ94.49億円)

ブライトンから2021年の夏にアーセナルへと移籍。ビルドアップを得意としているセンターバックとして知られていたが、ミケル・アルテタ監督の下ではサイドバックの役割にも適応。新たな扉を開いた。

今季はイングランド・プレミアリーグでもほとんどの試合に出場しており、クラブにとって欠かせない存在となりつつある。先日アーセナルと1年間の延長オプションが付帯する2028年までの新契約を締結した。

8位:ラヒーム・スターリング

移籍した年:2015年

移籍元:リヴァプール

移籍先:マンチェスター・シティ

移籍金:6400万ユーロ(およそ104.26億円)

10位とともに8位にもランクインしたラヒーム・スターリング。10代でリヴァプールのトップチームに定着し、イングランド・プレミアリーグ屈指の若手アタッカーとして大きな話題を集めた。

ただ才能が完全に開花する前に契約更新を拒否し、マンチェスター・シティへと移籍していった。その際の移籍金はチェルシー加入時よりも高く、当時のイングランド人最高額だった。

7位:メイソン・マウント

移籍した年:2023年

移籍元:チェルシー

移籍先:マンチェスター・ユナイテッド

移籍金:7000万ユーロ(およそ114.04億円)

昨年夏のマーケットで育ったチェルシーを退団することを決意した攻撃的MF。その移籍金は7000万ユーロに達し、苦戦を続けていたマンチェスター・ユナイテッドを救う存在だと期待された。

今のところそれほどの影響力は発揮することができていないものの、移籍金についてはイングランド人の歴史で7番目の高額取引だった。

6位:ジェイドン・サンチョ

移籍した年:2021年

移籍元:ボルシア・ドルトムント

移籍先:マンチェスター・ユナイテッド

移籍金:8500万ユーロ(およそ138.47億円)

マンチェスター・シティの下部組織で育成された経験を持つジェイドン・サンチョ。2017年に16歳でボルシア・ドルトムントへと移籍し、ドイツで大ブレイクを果たした。

そして2021年夏にはイングランドに凱旋帰国。8500万ユーロに達した移籍金でマンチェスター・ユナイテッドへと加入している。

5位:ハリー・マグワイア

移籍した年:2019年

移籍元:レスター・シティ

移籍先:マンチェスター・ユナイテッド

移籍金:8700万ユーロ(およそ141.73億円)

レスター・シティでのプレーで急速に評価を高めたハリー・マグワイア。イングランド代表でも中心となったセンターバックは、攻撃能力にも優れた万能ディフェンダーとして多くのビッグクラブから注目された。

そしてその中でマンチェスター・ユナイテッドと契約した際、移籍金は8700万ユーロを記録。フィルヒル・ファン・ダイクを超えて「世界最高額のディフェンダー」となる額だった。

4位:ジャック・グリリッシュ

移籍した年:2021年

移籍元:アストン・ヴィラ

移籍先:マンチェスター・シティ

移籍金:1億1800万ユーロ(およそ192.23億円)

アストン・ヴィラの生え抜きとして活躍した攻撃的MF。長くクラブの中心として活躍したが、2021年に満を持してステップアップを決断した。

ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティは彼を獲得する際に1億ポンドを超える額を提示し、当時のイングランド人としては最高記録となった。

3位:ハリー・ケイン

移籍した年:2023年

移籍元:トッテナム・ホットスパー

移籍先:バイエルン・ミュンヘン

移籍金:1億2000万ユーロ(およそ195.49億円)

昨年夏、ついに少年時代から過ごしてきたトッテナム・ホットスパーを離れることを決意したハリー・ケイン。イングランド代表のエースストライカーは、タイトルを求めてドイツへと渡ることになった。

その際に支払われた移籍金はなんと1億2000万ユーロとなり、イングランド人FWとしては最高記録を更新した。

2位:デクラン・ライス

移籍した年:2023年

移籍元:ウェストハム・ユナイテッド

移籍先:アーセナル

移籍金:1億2200万ユーロ(およそ198.75億円)

タイトルを獲得するために大きな投資を行ったアーセナル。カイ・ハヴァーツとともに思い切った移籍金を支払ったのが、このデクラン・ライスだった。

ウェストハム・ユナイテッドで若くして中心的なボランチとなり、マーク・ノーブルの後継者を超えてイングランド代表でも重要な選手に。その才能はアーセナルでも遺憾なく発揮され、すぐに欠かせない存在となった。

1位:ジュード・ベリンガム

移籍した年:2023年

移籍元:ボルシア・ドルトムント

移籍先:レアル・マドリー

移籍金:1億3400万ユーロ(およそ218.3億円)

プレミアリーグの各クラブが産んだ「市場価値最高の生え抜き選手」

イングランド人として最高額を記録したのは昨年ボルシア・ドルトムントからレアル・マドリーに移籍したジュード・ベリンガム。バーミンガム・シティで10代にしてレギュラーを務めた天才は、ドイツを経てさらに成長してスペインへわたった。

レアル・マドリー加入後は攻撃面の才能がさらに開花し、エースストライカーと言えるほどに得点を量産している。

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