冬に逆戻り? 山間部では雪も 強風の祝日…水族館ではゴマフアザラシの赤ちゃんが人気

春分の日の20日、全国的に強い風が吹き、空の便などにも影響が出ました。祝日の静岡県内の行楽地を覗いてみると…。

ゴマフアザラシの赤ちゃんが人気

沼津市の伊豆・三津シーパラダイスで観光客の人気を集めていたのは、3日前に生まれたばかりのゴマフアザラシの赤ちゃんです。生まれた赤ちゃんはメスで体重7.7kg、体長は87cm。白い姿を見られる期間は生後2~3週間で、貴重だといいます。

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水族館はほっこりとした空気に包まれていましたが、海に目を向けると…大荒れ状態。20日の県内は、各地で強烈な寒波の影響が。

冬に逆戻り…山間部では雪も

静岡市葵区井川では、まるで冬に逆戻りしたように雪が降りしきりました。川根本町の奥大井湖上駅でも午前11時半ごろに雪が降り、富士宮市ではあられとみられる氷の粒が降る様子も撮影されています。

県内では、強風も吹き荒れ、石廊崎では最大瞬間風速が22m以上、静岡空港でも20m以上を観測しました。

静岡地方気象台によると、今夜にかけて次第に天気は安定する見通しですが、風の強い状況は21日にかけても続く見込みだということです。

© 静岡朝日テレビ