多彩な美術工芸が一堂に 沖展がANAアリーナ浦添で開幕 4月7日まで[沖展2024]

[沖展2024]

 沖縄県内最大の総合美術・工芸公募展「第75回沖展」(主催・沖縄タイムス社)が23日、浦添市のANAアリーナ浦添で開幕した。4月7日まで。

 絵画・版画・彫刻・グラフィックデザイン・写真・書芸・陶芸・漆芸・染色・織物・ガラス・木工芸の12部門で、計724点が展示されている。会期中に作品解説会やワークショップなどの関連催事も行われる。

 開会式で沖縄タイムス社の武富和彦社長は「首里の織物の復興に尽力し昨年、人間国宝に認定された祝嶺恭子さんの作品も展示されている。美術や工芸など12部門における多彩な表現を楽しんでいただきたい」とあいさつした。

 開場は午前10時から午後6時。入場料は大人1200円、小中高校生500円、未就学児は無料。問い合わせは同事務局、電話080(6494)8374。(社会部・垣花きらら)

会場を埋め尽くしたユニークな絵画に、足を止めて鑑賞する来場者=23日、浦添市・ANAアリーナ浦添(古謝克公撮影)

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