栽培3年目にして収穫成功! 低カロリーでヘルシー「アスパラガス」の成長がおもしろい #Omezaトーク

By FYTTE 編集部

田舎暮らし3年目に突入した今年は、アスパラガスの収穫に成功! スーパーや道の駅では成長したアスパラガスしか見かけませんでしたが、種まきから栽培すると、知らなかったことがたくさんありました。今回は、春〜初夏が旬な野菜「アスパラガス」についてお届けします。

田舎ライフを実行し、野菜作りに挑戦している編集部員のマチです。

今回紹介する野菜は、みなさんもご存じの「アスパラガス」です。主な栄養素としては、FYTTEの管理栄養士さん監修の記事でもご紹介している通り、アスパラギン酸、葉酸、ビタミン類などです。約90%が水分でできていて、カロリーも低くヘルシーな野菜です。疲労回復や美肌にもいいと言われていますね。

ゆでる、焼くなどのシンプル調理や、炒めたり、パスタに入れたり、肉巻きにしたりとレシピも多いので、一度は作ったこともあると思います。わが家では、ストーブの上で焼いて、塩・しょうゆをかけていただくのが定番になっています。

栽培に選んだ理由は、一度植えつけたら、約10年ほどその場所で成長し、毎年収穫することができます。収穫するまでに3年ほどかかりますが、成長したら、あとは伸びてきたアスパラガスを収穫するのみ(追肥や水やりなどの基本の管理は行います)。今回はやっと収穫できる時期まで育ってきたアスパラガスの栽培過程を簡単にレポートしていきます!

芽が出てきました!双葉ではなく、形はアスパラガスですが、かわいいサイズです。

【種まき~1年目】2022年3月にプランターに種をまきました。芽が出て、12~15cmくらいまで成長したら、肥料や石灰を混ぜて耕しておいたハウスの土に、間隔をあけて植え替えします。毎日水やりをするとぐんぐん伸びて、背が高く成長していくと花が咲きます。やや太いアスパラの新しい芽が出てきたりすることも。

1か月ごとに土よせし(野菜の株もとに周囲の土を寄せること。新鮮な空気を入れたり、土壌微生物の活性化になり肥料効果が高まる)ながら追肥をくり返し行うのですが、根もとにもう少し土よせしておけばよかったと、反省。
秋から冬に入ると、茎や葉っぱが黄変してきます。完全に枯れたら根もと3~4cm上をハサミでカットして、冬を越します。

見た目はアスパラガスの形ですが、まだ細くて、食べられません

【2年目、株を大きくする】2023年は、土の下の根っこ(株)を太くするために、さらに成長させる年です。ぐんぐん大きく育てる年なので収穫はしません。ひたすら、追肥をして虫や病気などをチェックし、風通しなどの環境にも気をつけます。
2年目のアスパラガスは、ハウスの上のほうまで高く伸びて、茎がたれ下がり、大変でした。
冬越しは、茎や葉っぱが黄変し、完全に枯れてから根もと3~4cm上をハサミでカットします。この冬は追肥と土よせをしっかり行い、3年目の収穫に備えます。

【3年目、いよいよ収穫!】2024年、アスパラガス栽培3年目。1月下旬~2月、3月と太くなった新しいアスパラガスが伸びてきました。ようやく収穫です。なかにはまだ細いものがあるので、太さをみながら収穫していきます。細いものは、収穫せず、成長に回します。
成長にまばらがあるのは、肥料不足かな、などといろいろ考えるのも楽しみのひとつです。

道の駅やスーパーに置いてあるような、アスパラガスに成長してきました!

■アスパラガス栽培■アスパラガスを育ててみて、知らなかったこと。
通常の野菜はその年に収穫できるものがほとんどだと思うのですが、アスパラガスを種から栽培した場合は、収穫までに3年ほどかかるということ。最初からスーパーで売っている大きさではなかった、ということでした。
種をまけばすぐに収穫できると思っている人が多いようで、友人や先輩に栽培過程を見せると驚いていたので、おもしろい!-と思いました。
実際に育ててみないと(経験してみないと)わからないことは多いですよね。

アスパラガスの成長はこのあともまだまだ続きますが、奥深い野菜の栽培にはまっていきそうです。

(編集 マチ)

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