「あんたのこと、最初から友達だと思ってなかったし!」友人の捨て台詞 それ以降「友達が作れません」とこぼした30代女性

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たとえ大喧嘩した時でも、言ってはいけない言葉はある。神奈川県に住む30代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円)は、20代前半の頃に「仲の良い友人と些細なことで口論になり、険悪なムード」になって絶交宣言された際、こんな捨て台詞を吐かれた。

「もういいわ。あんたのこと、最初から友達だと思ってなかったし!」

今もこの言葉が深く心に刺さり続けているそうだ。(文:國伊レン)

数年後「あの時はごめん、仲直りしたい」というメールが

「彼女とは小中高と一緒で、さらに学校は違えどともに田舎から都会へ上京してきた、長い付き合いの友人だっただけに大変ショックで。そんなふうに思われてたなんて……と」

ずっと仲が良かった分、「最初から友達だと思ってなかった」という言葉に深く傷ついた女性。それ以来2人は疎遠になったが、数年後に友人から「あの時はごめん、仲直りしたい」というメールが届いたそうだ。

だが、その連絡が来た時にはもう30代。女性は結婚して子育てに奮闘しており、友人も仕事の都合で地方にいるとのことだった。忙しさや物理的な距離に加え「正直今更?」という気持ちもあった。そのため「連絡をくれてありがとう、あのときは私も悪かったごめん」と前置きした上で、

「過去は水に流して昔みたいに仲良くというのは無理であること、遠距離となった今もう会うことはないだろうし、会いたいという気持ちもないこと」

を伝え、「お仕事頑張ってください。応援してます」と、メールで返事をした。すると友人からは「あれは本心ではなかった」という趣旨のメールが長文で送られていたが、女性の気持ちが変わることはなかった。

「『最初から友人と思ってなかった』、これ以上残酷なセリフを私は聞いたことがありません。たとえ嘘でも本心でもこんなことを平気で吐き捨てる人と仲良くなんて無理だ、と今後の付き合いの一切をお断りして今に至ります。連絡も取ってないし彼女が今どこで何をしてるかも知りません」

友人の残酷な言葉は、女性に深い心の傷を残した。時が経った今でも「友達が作れません」とし、

「多少親しくなれた人ができても、親しい、仲が良いと思ってるのは自分だけかもと思うと自分から距離を取る癖がついてしまいました」

「ぼっちをつらいとは思いませんが、人と関わることが億劫になってしまったことがなによりつらいです」

と心境を吐露した。感情に任せた無責任な物言いが相手にどれだけダメージを与えるかは、誰もが肝に銘じておく必要があるだろう。投稿者の女性が再び前向きに人と関われる日が来ることを願うばかりである。

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