ロングコートダディ堂前透さん「芸人として一番かっこいいのは…」 インタビューで語った古里福井

漫才を披露する「ロングコートダディ」の堂前透さん(左)と兎さん=3月2日、福井県福井市のフェニックス・プラザ

 人気、実力とも兼ね備えたお笑いコンビ「ロングコートダディ」。ゆるく、ふんわりとした世界観や独特のワードセンスで観客を爆笑の渦に巻き込む。ネタ作りを担当する堂前透さん(34)=福井県おおい町出身=は「芸人として一番かっこいいのはネタが面白いこと」を信条に笑いと向き合う。

 ―芸人を目指したきっかけは。

 小さいころから関西のネタ番組や(吉本)新喜劇をテレビで見ていたので、お笑いのリズム感はそこで身に付いたかもしれない。「バナナマン」さんとか「ラーメンズ」さんのコントが好きでした。

 高校3年生の12月にふとNSC(吉本興業の芸人養成所)の広告を見てこれかもしれないなって。幼なじみのこにお(現・福井県住みます芸人の飯めしあがれこにおさん)に、俺(NSCに)行くわって行ったら、(こにおさんが)僕も行くわって。

 ―笑いの魅力は。

 (人を)笑わせるのは気持ちいいっすよね。いろんなギャンブルも好きですけど爆笑取ったときは一番気持ちいいですね。

 2人(堂前さんと相方の兎(うさぎ)さん)ともテンポよく、ちゃきちゃきしゃべる漫才師ではないので、そんな漫才師とまともにやり合うと僕らの良さはでない。

⇒【続きを読む】古民家から劇場通うかも、なぜ?  

© 株式会社福井新聞社