児童の登下校安全に、新1年生へ「黄色い傘」をプレゼント 京都府城陽市

加島署長(左)から黄色い傘を受け取る柴田校長=城陽市役所

 京都府城陽市の城陽交通安全協会と京都府警城陽署は、4月に小学校に入学する新1年生の交通安全を願い、傘を贈った。

 傘はドライバーの目を引く黄色で、子どもが差したままでも前を見やすいよう一部が透明になっている。登下校時の交通事故を防ぐ一助にと、市内10小学校の新入生に毎年贈っており、今年は約630本を用意した。

 市役所に同協会の堀井誠史会長と加島清弘城陽署長が訪れ、北澤義之教育長に目録を、小学校の代表で富野小の柴田敬校長に黄色い傘を手渡した。入学式までに各校に贈られ、児童に配られる。

 堀井会長は「小学生になると、両親と離れて一人で歩くことも増える。気軽に使ってもられたら」と話した。

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