姫路セントラルパーク(兵庫県姫路市豊富町神谷)は25日、開業から40年を迎える。当日限定で入園料を4割引きにするほか、新たなトラの餌やりプログラムを始めるなど多彩な催しを展開する。入園料の割引は開園以来初の試みといい、担当者は「日頃の感謝を伝えたい。園内のお祝いムードを楽しんで」と呼びかける。(橘高 声)
同パークは1984年3月25日に開業。甲子園球場48個分の敷地にサファリや遊園地などを備える。夏は西日本最大級のプール、冬にはスケートリンクも開設され、毎年大勢の家族連れらでにぎわう。
新たな餌やりプログラムは、その名も「ザ タイガー」。来園者は可動式の奥行き約3メートル、横1.5メートル、高さ2メートルのおりに乗り込み、ホワイトタイガーの展示スペースに入る。串に刺した餌の肉をおりの外に差し出すと、トラが頭上などに飛びかかってくる。息づかいを感じながら、食事をする様子などを間近で見ることができる。
このほか開園以来、人気を集めてきた遊園地内の「ジェットコースター」が、塗装などを一新し「GO!GO!ジェット」として刷新。キリスト教の復活祭「イースター」にちなみ、ウサギ姿になったスタッフと一緒に踊って40周年を祝うショー「ハピフル イースター」も開催される。
同パークの幸崎誠企画広報課長は「40年の節目に、幅広い世代に改めて足を運んでもらえるとうれしい」と来園を呼びかける。
「ザ タイガー」は毎日午後2時から、先着30組限定で実施する。追加料金千円が必要。同パークTEL079.264.1611