宇宙旅行を仮想現実(VR)で楽しむイベントが23日、大分市公園通り西のパークプレイス大分で始まった。24日まで。参加者は専用ゴーグルを装着し、月面歩行を疑似体験した。
宇宙への興味を深めてもらおうと、情報通信業のオーイーシー(大分市東春日町)と商社の理経(東京都新宿区)が主催。県の助成を受けて装置を共同で制作した。
VR映像は約5分で、地球を出発して月面に降り立つストーリー。米航空宇宙局(NASA)の映像を活用し、360度に広がる宇宙空間を演出した。月面にできた未来都市のイメージも見ることができる。
体験した杵築市杵築の会社員佐藤伸二郎さん(59)は「実際に月面を歩いているようだ」と喜んだ。
オーイーシーの野崎浩司上席執行役員(56)は「宇宙を身近に感じてほしい」と話した。
24日は午前10時から午後5時まで。参加無料。