【藤井フミヤ展】「何度見ても楽しい」 最後の週末、来場続々 25日まで

藤井フミヤさんの独創的な世界観に触れる市民ら=23日、八戸市美術館

 八戸市美術館で開催中の絵画展「藤井フミヤ展 Fumiyart2024」(デーリー東北新聞社主催)は25日までの開催となっている。期間中最後の週末となった23日も、多くの市民らが訪れ、藤井さんの独創的な世界観に触れた。

 ミュージシャンとして活躍を続ける藤井さんのアート活動にスポットを当てた同展。会場にはCGアートや油彩画、ワイヤアートなど、アナログとデジタルの両技法を用いた多彩な作品約130点を展示する。1月20日の開幕以降、多くの人が観覧し、今月20日に1万人を達成した。

 23日は、午前10時の開場直後からファンや家族連れらが次々と来場。今回で3回目という横浜市の会社員平沼貴恵さん(52)は「最後にもう一度見たかった。やはり何度見ても楽しいし、今回の展示をきっかけに八戸に初めて来ることができたのも自分にとっては大きな収穫」と笑顔を見せた。

 チケットは一般1500円、高校・大学生900円、中学生以下無料。

 時間は午前10時~午後7時(入場は同6時半まで)。午前11時と午後2時から、開幕日に行われた藤井さんらによるトークイベントを撮影した映像を上映する。【全文】

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