淡路島内10カ所で「淡路花祭」 菜の花、チューリップ…満開続々 ガイドツアー、摘み取り体験 イベント多彩に

見頃を迎えた一面の菜の花=あわじ花さじき

 兵庫県の淡路島を舞台に花と緑の魅力を楽しめる「淡路花祭2024春」が開かれている。島内10カ所の観光施設や公園で多彩なイベントが繰り広げられる。5月26日まで。(古田真央子)

 島内各地に咲く花々の美しさを発信しようと、兵庫県などでつくる淡路花祭推進協議会が毎年開く。

 今年は16日、淡路市夢舞台の淡路夢舞台国際会議場でオープニングセレモニーがあった。淡路市立津名中学校吹奏楽部が演奏を披露し、柴田理恵さんによるトークショーも初日を盛り上げた。

 同市楠本の県立公園あわじ花さじきでは現在、一面満開になった菜の花を満喫することができる。4月下旬からは色とりどりのアイスランドポピー5万本が見頃を迎える。

 同市夢舞台の国営明石海峡公園では期間中「春のカーニバル2024」と銘打ち、花の見頃に合わせてフラワーガイドツアーなど多彩な催しがある。3月中旬ごろから、チューリップが開花する。

 ほかに主なイベントは、県立淡路島公園(淡路市楠本)=桜まつり(4月上旬まで)▽パルシェ香りの館(同市尾崎)=カレンデュラ摘み取り体験(5月12日まで)、カモミール摘み取り体験(4月27日から)▽淡路ファームパーク・イングランドの丘(同県南あわじ市八木養宜上)=1万球のチューリップ(3月25日~4月5日)、10万本のネモフィラ畑(4月17日~5月6日)▽同県洲本市大野地区=菜の花迷路(4月7日まで)-など。

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