菜種梅雨でくもりや雨続く 気温は上昇傾向

九州から本州南岸付近に前線がのび、ほとんど停滞しています。3月下旬から4月上旬の菜の花が咲く頃に雨が降り続く「菜種梅雨」です。本格的な梅雨の時季ほどは長引きませんが、今回の前線は26日(火)頃まで同じような所に居座る見込みです。

あす25日(月)までは西・東日本を中心にくもりや雨となり、26日は東北までその範囲が広がるでしょう。前線が東へ抜ける27日(水)は天気が回復する見込みですが一時的で、28日(木)になると再び西から天気が崩れ始めそうです。

一方、気温は上昇傾向で、週の終わり頃には東日本でも20℃を上回る所がある予想です。一年を72に分けた七十二候では「桜始開(さくらはじめてひらく)」と、桜の花が開き始める頃ですが、文字通り桜の開花が一気に進むかもしれません。

気象予報士・星 絵理香

画像について:3月25日から3月31日までの週間天気予報

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