ドイツ代表指揮官、約3年ぶり復帰のクロースを絶賛「正直信じられない」

ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が、久しぶりの出場となったトニ・クロース(レアル・マドリード/スペイン)を絶賛した。23日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

2021年6月に開催されたEURO2020終了後に代表引退を表明していたクロースだが、約3年ぶりに代表復帰を果たすと、23日に行われたフランス代表との国際親善試合にスタメン出場し、試合開始わずか7秒で決まったフロリアン・ヴィルツのゴールをアシストするなど、90分までプレーして2-0での勝利に大きく貢献を果たした。

国際Aマッチ4試合ぶりの白星を飾った試合後、ナーゲルスマン監督は「チームに大きな賛辞を送りたい。最初の25分はとてもよかった。もう1点を決めることもできた。キックオフについては計画されたもので、コーチが素晴らしい準備をしてくれた。25分以降は守備に重きを置いたけど、普通のことだ。後半はまた改善できたしね。最終的にはとても満足している」と振り返った。

また、約3年ぶりの出場となったクロースについては「正直言って、信じられないほどだね」と絶賛したナーゲルスマン監督は次のように続けた。

「彼がボールを持ったら、何をできるかは誰もが知っている。でも、彼がどのようにデュエルしていたかもわかるはずだ。過去には否定されていたかもしれない分野だが、傑出していた。信じられないほどハードワークをして、守備も非常に安定し、ボールのペースを決めていた。私が気に入っているところは彼がそれほど成功しているとわからないところだ。彼はグループに溶け込めている」

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