遊戯王25周年でも超高額で取引される人気カード

遊戯王ドラゴン族の人気カードといえば、海馬瀬人の「青眼の白龍（ブルーアイズ・ホワイトドラゴン）」。さらに、それと対をなす城之内克也の「真紅眼の黒竜（レッドアイズ・ブラックドラゴン）」が挙げられるのではないでしょうか。

原作の影響を受けて、OCGでも大変人気が高いカードです。多くのレアリティがあり、限定カードも多数配布されています。特に、現存数の少ないカードは、驚くほど高額で取引されるほどです。

そこで、本記事では「真紅眼の黒竜（レッドアイズ・ブラックドラゴン）」に着目。高額で取引されたカードを紹介します。なお、本記事の販売価格は、トレカの流通量が最も多い専用フリマサイト「magi」の落札価格を参照しました。

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真紅眼の黒竜（レッドアイズ・ブラックドラゴン）とは：デュエリストの腕が試される実力派カード

通常モンスターカード「真紅眼の黒竜（レッドアイズ・ブラックドラゴン）」です。現在では、サポートカードに恵まれています。加えて、レッドアイズを融合素材にする高い展開力も魅力の一つです。

ドラゴン族の最上級モンスターですが、攻撃力は決して高くありません。戦略次第で強さを発揮するタイプのカードです。デッキ構成が肝の玄人向けテクニカルカードといえるでしょう。

原作では、主人公の親友「城之内克也」が愛用したエースモンスター。本人いわく「魂のカード」で、硬い絆で結ばれている描写が多いです。漫画・アニメでは、数十万円するほどのレアカードでした。

真紅眼の黒竜（レッドアイズ・ブラックドラゴン） 2024年3月22日現在の価格※「magi」実績

レッドアイズ・ブラックドラゴンは、知名度と人気が高く、カードの種類が非常に多いのが特徴です。下記のカードが、高額で取引されています。

真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン) ステンレス製

2019年5月11日・11月3日、2020年2月15日開催のYCSJ（Yu-Gi-Oh! CHAMPIONSHIP SERIES JAPAN）の上位者に配布されたプロモカードです。

ステンレス製で、世界で約195枚しかないといわれています。カードイラストは、初登場時のイラストを採用しています。

真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン) ステンレス製の落札歴

真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン) 初期カード ウルトラレア

1999年5月27日発売の「VOL.3」に収録された最初のレッドアイズ・ブラックドラゴン。遊戯王OCGでは、初期カードは現存数が少なく、人気カードは高額で取引されます。

真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン) 初期カード ウルトラレアの落札歴

真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン) 301-056 アルティメットレア (レリーフ)

2002年5月16日に発売された「新たなる支配者」に収録されたカード。第2期の途中から始まった原作登場カードがレリーフ加工され、再録されたものです。市販パックの中では、最も高額なカードです。

真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン) 301-056 アルティメットレア (レリーフ)の落札歴

真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン) PSEC-JP003 プリズマティックシークレットレア

プリズマティックシークレットレアは、3種類ありますが、最も高額なのは3種類目。2021年5月22日～6月14日に開催された「プリズマティックシークレットレア 『真紅眼の黒竜』GETキャンペーン」で3000枚配布されました。

真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン) PSEC-JP003 プリズマティックシークレットレアの落札歴

番外編：真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン) T3-05 幻のカード

真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)には「世界で一枚しかないカード」が存在します。

2000年8月20日開催された『アジアチャンピオンシップ 2001』優勝者に贈られたカードで、型番は「T3-05」です。

通常では考えられないほどの価格がついたとか……。

遊戯王OCG御三家「真紅眼の黒竜」の人気は不動

真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン) は、遊戯王OCGの中でも特に知名度と人気が高いカードです。

レアリティによっては流通量も多く、価格には開きがありますが、初期カードや限定カードは超高額で取引されます。

やむを得ず手放す場合でも、大切に扱ってくれる方に「魂」を引き継いでもらいたいものです。

参考資料