時短に便利なグッズ紹介 理想の間取りアンケートも ライトキューブ宇都宮で「とも家事」応援フェア

家事が楽になる理想の間取りアンケートに答える来場者=23日午後、宇都宮市

 家族で家事を分担する「とも家事」の普及に向け、県は23日、JR宇都宮駅東口の交流拠点施設ライトキューブ宇都宮交流広場で「とも家事応援フェア」を開いた。県と協力企業15社がブースを出展し、家事時間の削減につながる家電製品や食品をPRした。

 家電量販店のコジマは電動モップを実演し、住宅建築・販売のグランディハウスは家事が楽になる間取りのアンケートを実施した。乳児用液体ミルクなど、準備時間を短縮する食品を紹介するブースもあった。

 10歳と6歳の娘と来場した宇都宮市下栗町、会社員岡田裕子(おかだゆうこ)さん(42)は「夫婦間の家事分担はできている方だが、手伝うスタンスではなく主体的になってほしい。子どもたちが自主的に片付けしてくれると助かる」と話していた。

 県人権男女共同参画課の田口奈保美(たぐちなおみ)副主幹は「家事を楽にするヒントを持ち帰り、家族で話し合うきっかけにしてほしい」と期待を込めていた。

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