宇都宮で桜イベント続々 宮の橋で屋台復活、ライトアップも 釜川、八幡山…どこ行く?

「復活!宮の橋屋台2024」の会場となる宮の橋。橋の北側にあるシダレザクラがライトアップされる

 桜の季節の到来-。屋台に川床、ライトアップなど街なかで繰り広げられる桜に関連したイベントを紹介する。

 シダレザクラの並木が美しい田川沿いでは「復活!宮の橋屋台2024」が30、31日午後2~7時、宮の橋で初めて開かれる。

 かつて宮の橋周辺に並んだ屋台にちなみ、4店舗が出店し、ギョーザやイチゴ大福、飲料などを販売する。30日~4月5日午後6~9時は、宮の橋付近の2本のシダレザクラのライトアップも実施。30日の点灯開始時に一斉乾杯を行う。

 田川を活用してJR宇都宮駅西口の活性化を目指す「MIZBERING(ミズベリング)宮の橋 宮の橋・田川活性化プロジェクト実行委員会」の主催。村上龍也(むらかみたつや)委員長(59)は「次世代型路面電車(LRT)が開業し、駅西側への関心が高まっている。イベントを通じて新しいまちづくりを皆で考えたい」と来場を呼びかけている。

 また宮の橋付近では4月6日午前11時~午後8時、田川遊歩道で「宮桜祭」も開かれる。宇都宮共和大の学生らが企画。音楽ライブや飲食の販売などを行う。

 釜川では3月29日~4月7日午前11時~午後8時、「かまがわ川床桜まつり」(宇都宮まちづくり推進機構主催)が開催される。牧水亭から出雲橋までの区間に川床を設置。ぼんぼりの点灯、ジャズ演奏(7日)などもある。

 約800本のソメイヨシノがある八幡山公園では3月28日~4月7日、屋台が並び、午後8時までぼんぼり点灯や宇都宮タワーの「桜色」のライトアップが行われる。バンバ市民広場では、宇都宮中心商店街活性化委員会が4月7日午前11時~午後4時、「バンバ桜まつり2024」を開く。ジャズピアニスト倉沢大樹(くらさわだいじゅ)さんの演奏や飲食の販売などがある。

2023年開催の「かまがわ川床桜まつり」

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