前田と菊池の投げ合いは両者とも大量失点 開幕に向けて不安を残す

オープン戦【タイガース10-7ブルージェイズ】@TDボールパーク

日本時間3月24日、オープン戦で前田健太(タイガース)と菊池雄星(ブルージェイズ)の投げ合いが実現した。前田は3回2/3を10安打6失点、菊池は3回1/3を6安打8失点で降板。特に菊池は3本のアーチを浴びるなど、内容の悪さが目立った。試合は1点リードで迎えた6回表に2点を追加したタイガースが10対7で勝利。前田が勝利投手(2勝1敗、防御率5.82)、菊池が敗戦投手(1勝2敗、防御率16.43)となり、タイガース5番手のブレナン・ハニフィーにセーブが記録された。

オープン戦5度目の登板となった前田は、先頭から3連打を浴びるなど、4安打を浴びて初回に2失点。2回裏も3安打で1点を失い、3回裏は四球と盗塁でピンチを招いてアイザイア・カイナー=ファレファにタイムリー二塁打を許した。4回裏先頭から2連打を浴びたところで降板したが、5回裏に再登板して2つのアウトを取り、ジョージ・スプリンガーに死球を与えて交代。90球で合計3回2/3を投げ、被安打10、奪三振7、与四球1、与死球1、失点6という投球内容だった。

一方、オープン戦3度目の登板となった菊池は、初回にジェイク・ロジャースに3号先制3ランを被弾。2回表にもアンディ・イバニェスに5号3ランを浴びて途中降板した。再登板した3回表は三者凡退に抑えたものの、4回表はアキル・バドゥーに1号2ランを浴び、さらにピンチを招いたところで降板。83球で合計3回1/3を投げ、被安打6(うち被本塁打3)、奪三振2、与四球3、暴投1、失点8と開幕に向けて不安を残した。

試合は4回裏にブルージェイズがジャスティン・ターナーの3号3ランで7対8と1点差まで追い上げたが、タイガースは6回表にマット・ビアーリングのタイムリー二塁打とイバニェスの犠飛で2点を追加。5回以降はリリーフ陣がブルージェイズ打線を無得点に封じ、タイガースが10対7で勝利した。

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