浙江省の義烏鉄道口岸（通関地）。（資料写真、義烏＝新華社記者/黄宗治）
【新華社杭州3月24日】中国浙江省統計局はこのほど、同省の1～2月の経済統計を発表し、経済運営が安定したスタートを切ったと明らかにした。
一定規模（主要業務の年間売上高2千万元、1元＝約21円）以上の工業企業の増加値（付加価値額）は前年同期比11.4％増の3157億元となった。うち民間企業は13.5％増で、一定規模以上の工業企業の伸びを9.2ポイント押し上げ、顕著に貢献した。中小企業の生産が活発で、中規模企業は13.3％増、小規模企業は15.7％増で、工業企業の伸びへの寄与率がそれぞれ29.7％と51.6％だった。
固定資産投資は7.6％増だった。重点分野の投資は着実に進み、インフラが14.2％、製造業が17.3％、ハイテク産業が23.8％、生態環境保全・交通・エネルギー・水利が23.5％それぞれ増加した。
社会消費財小売総額は8.2％増の5202億元だった。消費分野別では、商品小売売上高が7.3％増の4685億元、飲食業収入が16.6％増の517億元となった。
金融機関の2月末時点の人民元・外貨建て預金残高は10.3％増の22兆6600億元、貸出残高は13.7％増の22兆5900億元。1～2月の新規増加額は預金が3275億元減の5874億元、貸出が185億元増の8644億元だった。
