モスクワ銃撃、「中国への帰国便価格暴騰」と中国メディア

ロシアの首都モスクワのコンサートホールで22日、武装集団による銃撃事件が発生し、130人以上が死亡、数十人が負傷した。写真はモスクワのドモジェドボ空港。

ロシアの首都モスクワのコンサートホールで22日、武装集団による銃撃事件が発生し、130人以上が死亡、数十人が負傷した。

これに関連し、中国SNSの微博(ウェイボー)では、モスクワから中国への航空便価格が暴騰していることが注目されている。

中国メディアの紅星新聞は23日、事件発生時にモスクワに滞在していたショート動画配信者の話として、「事件を受け、こちらにいる中国人ビジネスマンや留学生らはパニックに陥っている。モスクワから帰国する便の価格が暴騰している。モスクワから北京への便は、この前まで往復4000元(約8万4000円)余りだったが、今は片道1万~2万元(約21万~42万円)になっている」と伝えた。

ウェイボーに投稿された動画によると、24日の便は片道1万4772元や1万7228元となっているようだ。(翻訳・編集/柳川)

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