台湾次期副総統が欧州歴訪 5月の就任を前に支持訴え

ブリュッセルで欧州議会のカラス第1副議長(右)と面会する台湾次期副総統の蕭美琴氏(台湾外交部提供・共同)

 【台北共同】台湾外交部(外務省)は24日、蕭美琴次期副総統がブリュッセルの欧州連合(EU)欧州議会を訪問し、カラス第1副議長らと面会したと発表した。チェコ、ポーランド、リトアニアも訪れたという。5月の就任を前に台湾への支持を取り付け欧州との連帯を示す狙い。

 外交部は「台湾とEUが理念と価値観を共にするパートナー」であることを示したと強調した。中国は蕭氏を台湾独立派と見なし制裁対象にしており、反発しそうだ。

 蕭氏は欧州議会の親台派議員が主催するパーティーにも参加。引き続き「実際の行動」で台湾を支持するよう要望した。

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