契約延長交渉が難航のメニャン ミランは今夏の売却も…

写真:ミラン正守護神のメニャン

フランス代表GKマイク・メニャンとミランの契約延長交渉が行き詰っているという。イタリア『Tuttomercatoweb』が報じている。

ミランと契約延長交渉を行っているメニャンは、現在280万ユーロ(約4億6000万円)の給与を得ているという。ミランは契約延長のオファーでメニャンに対してほぼ倍増となる500万ユーロ(約8億2000万円)を提示。しかしメニャンの代理人は800万ユーロ(約13億1000万円)を求めており、交渉が停滞しているようだ。

2021年の夏にリーグ・アンのリールからミランに加入したメニャンは、ミランで公式戦通算105試合に出場し43クリーンシートを記録している。安定したシュートストップに加え、最後尾からのビルドアップに貢献し、加入初年度の2021-22シーズンにはミランにセリエA優勝をもたらした。

ミランに大きな貢献をしてきたメニャンだが、契約延長交渉が行き詰っていることで、今夏に退団する可能性が出ているようだ。メニャンの負傷歴、7月には29歳となりベテランの域に差し掛かることを考慮すると、今夏が巨額の利益を得られる売り時として考えられているという。

メニャンはミランと2026年6月まで契約が残されている。ミランは退団となる場合、4000万ユーロ(約65億円)から5000万ユーロ(約82億円)ほどの移籍金を求めるようで、バイエルンとパリ・サンジェルマンとの関連が噂されている。

また『Tuttomercatoweb』によると、ミランはメニャン退団に備えてモンツァのイタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴリオをリスクアップしているという。26歳のディ・グレゴリオはセービング能力の高いGKでセリエAで存在感を示しており、ユヴェントスもヴォイチェフ・シュチェスニーの後釜として獲得に動いているという。

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