長野県民熱愛の寿司ネタ「サラダ軍艦」です。回転ずしの「かっぱ寿司」が発売40年の節目に3月21日から発売当初の味や通な食べ方を再現した4種類の、特別な「サラダ軍艦」を販売しています。
■具材は通常の1.5倍
かっぱ寿司長野稲田店―。
ランチタイムでにぎわう店内。
期間限定で21日から販売が始まったのがー。
アナウンサー:
「到着!来ました!おいしそう」
プレミアムサラダ軍艦です。
具材は通常の1.5倍。
アナウンサー:
「はみ出るくらいのたっぷりのイカサラダが乗っています。おいしそう。いただきます。イカがゴロゴロっと入っていて歯ごたえが抜群です。クセになります。通常のものより具の量が多いので、口の中が一瞬で幸せになりました」
発売40年の節目に特別なサラダ軍艦が販売されています。
■回転寿司の魅力を海なし県で
かっぱ寿司は1973年創業。
創業者が「回転寿司の魅力を海なし県で広めたい」と長野市に1号店をオープンさせました。
サラダ軍艦の登場は1984年。
食材はゆでたイカゲソと魚のすり身、そしてマヨネーズ。
まかないの一つでしたがそのおいしさから商品化しました。
■県内の人気ランキング1位
県内の人気ランキングでは「はまち」や「まぐろ」を抑えて、常に1位。これは長野県だけだそうです。
現在は入っていませんが、当初は刻んだキュウリも入っていました。それが名前の由来になったとみられ、さらに県民に支持される理由にもなったのではと考えられています。
かっぱ寿司 須坂店・町田青店長(2023年):
「長野県は生魚になじみのない地域、海がないのでなじみがない地域ということと、野菜摂取量の全国1位というのが関係あるかもしれません」
■発売当初の味を
40年の節目に提供する「プレミアム」は、具材を増量しただけでなく発売当初に近づけようと長く働くスタッフやメーカーから聞き取りして、イカの配分を多くし、カット方法も変えました。
注文した客は―
女性客:
「(当時は)こういう味だったかなと思い出しながら食べてみました」
母親:
「量が多い、上のサラダの量が。だからいいなと、おいしかったです」
子ども:
「おいしい!ちょっと大きかった」
■3種類の変わりダネも
3種類の変わりダネも販売しています。
その一つがキュウリを乗せた軍艦です。
かっぱ寿司 長野稲田店・小林桂一郎副店長:
「昔、キュウリを入れていた時があり、そのキュウリを使った商品を提供してみようと」
アナウンサー:
「キュウリが入ることで、さっぱりした味になります。普段は食べることができないキュウリとイカサラダのコンビに感動しています」
■通な食べ方も
「サラダ軍艦」を「味変」させて楽しむ人も多いのではないでしょうか?
2023年の取材でもー。
「サラダ軍艦」を「味変」させて楽しむ客:
「まずガリを乗せるじゃないですか。アナゴの甘いタレあるじゃないですか。これをちょっとかける。これです。そのままでも食べる、いろんなパターンでサラダ軍艦を楽しむのが好き」
「甘だれ」を注文―。
親子連れの客:
「甘だれがすごくおいしいです、合いますね。プレミアム感がありました」
4種類の特別なサラダ軍艦は県内22店舖を含む全国の店舗で4月10日まで販売します。
かっぱ寿司 長野稲田店・小林桂一郎副店長:
「今のサラダと昔の1980年代のサラダを食べてみてもらって、当初のサラダ軍艦はこうだった、今はこうなのだと違いを感じてもらえれば」