【FC東京】荒木遼太郎に訊いてみた。話題のお辞儀パフォーマンスは“1回限定”なのか?「どうしようかなと。次は…」

サンフレッチェ広島とのホーム開幕戦で大きな話題となったのが、荒木遼太郎の“お辞儀パフォーマンス”。71分に華麗なフェイントから豪快な同点弾を突き刺すと、荒木はゴール裏のファン・サポーターに向かって西洋貴族式の挨拶(右手を上から下に下げつつ上体を倒すスタイル)で「よろしくお願いします」とアピールした。

「よろしくお願いします」ということは、そのお辞儀パフォーマンスは1回だけなのか。そんな素朴な疑問をぶつけると、荒木は次のように答えてくれた。

「1回限定の予定なんですけど、またやって欲しいみたいに言われていて、どうしようかなと(笑)」

ホームゲーム限定のパフォーマンスと考えると、直近で可能性があるのは4月3日に国立競技場で行なわれる浦和レッズ戦(キックオフは19時半)だ。

お辞儀パフォーマンスが定着すれば、FC東京の新たな名物になるかもしれない。そんな言葉を投げかけると、荒木はこう返してくれた。

「次は(松木)玖生あたりにやらせようかと考えています(笑)」

浦和戦の次は4月7日の鹿島アントラーズ戦で、これも会場は国立競技場。鹿島から期限付き移籍でFC東京に加入した荒木はこの試合に出場できないが、松木がゴールを決めたらまさかのお辞儀パフォーマンスも?

いずれにしても、FC東京のファン・サポーターは荒木のお辞儀パフォーマンス定着を願っているはずだ。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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