【ニューデリー共同】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権の外務省は23日、ロシアの銃乱射テロを「最も強い言葉で非難する」との声明を発表した。地域の不安定化をもたらす攻撃に対し、各国が連携して対応する必要があるとも訴えた。
テロでは過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。米メディアは、米国の安全保障当局者らがアフガンに拠点を置くIS系勢力「ISホラサン州」による犯行とみていると報道。ロシア連邦保安局のボルトニコフ長官も昨年10月にISホラサン州がアフガン国外でテロを起こす可能性を指摘し、警戒を呼びかけていた。