五木ひろしさん、福井の歴史歌う新曲「こしの都」熱唱 福井県越前市、円熟味増した伸びやかな声

「こしの都」を熱唱する五木ひろしさん=3月23日、福井県越前市文化センター

 福井県美浜町出身の歌手五木ひろしさん(76)の新曲で、福井の歴史を歌った「こしの都」の披露会が3月23日、福井県の越前市文化センターで開かれた。今年で歌手人生60年を迎える五木さんは、県内外から集まった約千人の観客を前に、円熟味を増した伸びやかな声で歌い上げた。

⇒五木ひろしさん新曲「こしの都」ミュージックビデオ完成

 五木さんが作曲、日本歌手協会理事長の合田道人さんが作詞した。合田さんはケーブルテレビ「こしの都ネットワーク」(越前市)の番組に出演しており、福井とゆかりがある。福井の伝統工芸や、県民の情に厚く忍耐強い人柄を歌っている。

 披露会で五木さんは新曲について「私自身も福井の歴史をより知ることができた。この歌を通して全国の方に福井を知ってもらいたい」と語った。

© 株式会社福井新聞社