2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。 ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。 シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
32歳・年収430万円会社員女性の積立投資の取り組みと運用成績は？
今回は神奈川県に住む32歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。
家族構成
本人のみ
金融資産
年収：430万円 金融資産：現預金120万円、リスク資産100万円
積立投資実績
（※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載） ・eMAXIS Slim 全米株式／つみたてNISA：2022年から ・eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）／つみたてNISA：2022年から 2022年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。 現在は全米株式と全世界株式（オール・カントリー）に積み立てをしていて、投資額はいずれも「月5000円」からスタート後、「月1万5000円」に増額して継続しているとのこと。 「コロナ後に始めて右肩上がりになっている」という現在の運用実績については、2商品合わせて「元本50万円→運用益込60万円」と、積み重ねが着実に利益を生み出している様子です。 別途個別株にも投資していて、現在は日本株を「30万円」、米国株を「10万円」保有しているそうですが、「個別株式では3万円ほど損している。つみたてNISAで10万円利益が出ているのでそこで相殺された感じ」だとか。 「個別株式を買う時、ノリで買ってホールドしがち。ホールドしてるうちに価格が落ちがち。もっと勉強しなきゃいけない」としつつ、「いまはリスクを減らそうと思ってつみたてNISAメインに、株式を少なめにしている」と説明されています。
32歳・年収430万円会社員女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは？
積立投資を始めてよかった点として、「お金が増えたこと。企業の動向や、海外の金融動向を気にするようになったこと」とコメント。 そもそも「積立投資を始めたきっかけは海外旅行やマリンスポーツをしたかったから」だそうで、楽しみのために目的を持って投資を続けている様子です。 実際に「海外旅行の資金として引き出したことがある」そうで、積み立てた商品をどのようなタイミングで引き出しましたか？との問いには「長期休暇前が多い」と回答。 新NISAに切り替わった現在も「つみたて投資枠を、今後の趣味のためのお金として増やしているところ」と語られていました。 ※カッコ内の回答者コメントは原文ママです ※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます ※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません (文:あるじゃん 編集部)
