EXILE NAOTOが、3月24日（日）に東京 HMV&BOOKSSHIBUYAにて、1st写真集 『Onestà（オネスタ）』の刊行記念イベントを開催。初の写真集への思いを語った。
国民的パフォーマンスグループEXILEと三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマーとして活躍するNAOTO。初の写真集となる『Onestà』は、NAOTOがいつか訪れたいと願っていたイタリア・シチリア島にて、オールカット撮り下ろしで撮影された。写真集を出したきっかけについては、「まさか自分が写真集を出すというのは本当に今まで思ったこともなくて。今回きっかけをもらったのは、ファンの皆さんからライブやミーグリで直接『出してください』という声をいただいて、背中を押してもらえたから。自分と応援してくれているみなさんとで一緒に出した写真集だと思っています」とコメント。
『Onestà』というタイトルについては、「親からもらった直人という名前の『直』という字を『正直』という意味に捉えて、それを英語にするとHONEST。HONESTという言葉は他の活動でも使っていて、HONEST BOYZというグループも組んでいる。HONEST BOYZでは先週、アルバム『HBZ』を発売した。今回の写真はイタリアで撮ったので、イタリア語バージョンでOnestàにした」と説明。
撮影地シチリアで思い出の場所を聞かれると、「なんでシチリアを選んだかというと、大好きな映画がたくさんそこで撮られていて興味があったから。その中でもリュック・ベッソン監督の『グラン・ブルー』が好きで、ジャン・レノ演じるエンゾのお母さんが営むレストランで撮影できたのは嬉しかった。『うわぁ映画で見たやつだ！』って、それが一番テンションが上がりました」と語った。
シチリアの体験が創作活動に与えた影響について聞かれると、「次のライブのセットが急にシチリアみたいな、神殿っぽくなる可能性はありますね」と語り、記者たちの笑いを誘った。
撮影に向けての肉体作りについては、「普段からトレーニングが好きですし、ちょうどツアー中ということもあったので鍛えてはいた。表紙になっている写真は初日だったので、初日前は食事制限とか水抜きして体を作った」と回答。また表紙撮影ついて「スーツケースの中に、パンプアップ用のチューブを入れて、撮影の直前に使った。また、機内食を断ってずっと、日本から持っていった干し芋を食べてました」と、肉体美の秘訣は干し芋だったと秘話を語る。
写真集を見せたメンバーの反応は、「『出てるじゃん！ おまえ大丈夫？』って男子校みたいな盛り上がりがあるけれど、過去に他のメンバーも写真集を出している（笑）。いや、誰が言ってんねんみたいなところもあった」と答えつつ、露出度が高い写真集になったことについては、「スタイリストさんと綿密な打ち合わせをして、時間をかけて衣装を選んで、トランクでたくさん衣装を持って行ってのに、結果的に裸の写真がいっぱい（笑）。スタイリストさんと、あの時間はなんだったんだろうって話になった」と言って笑いを取った。
写真集の仕上がりについて点数を聞かれると、「ベストは尽くせたんじゃないですかね。今回は普段とは違う肉体を作ったというより、ダンサーの商売道具ともいえる体で表現するイメージで撮ってもらった感じ。ダンサーとして、パフォーマーとしての身体で言ったらベストな状態なんじゃないか」と満足した様子で、男性にもトレーニングのモチベーションアップとして鑑賞してもらいたいと薦めた。
新たな目標を聞かれると「4月から初めてのチャレンジでソロツアーを控えておりまして、写真集と同時にHONEST BOYZの1stアルバム『HBZ』も発売されました。2009年にEXILEのメンバーとしてデビューして15年経つんですけれど、ソロツアーは15年目にして初めてのチャレンジです。それを完走させること、しっかり大成功に終わらせるということが、1番の目標」と語った。
なお、リアルサウンド ブックでは近日、本書の刊行にまつわるインタビュー記事をアップする予定だ。
（本 手）
