大谷、日本時間26日に取材対応 通訳賭博問題の発覚後初

試合前、エンゼルスの選手らとあいさつを交わす米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(中央)=24日、ロサンゼルス(共同)

 【ロサンゼルス共同】米大リーグ、ドジャースは24日、大谷翔平選手(29)が25日(日本時間26日)に、通訳を務めた水原一平氏(39)が違法賭博関与の疑いで事実上の解雇となって以降、初めて報道陣に取材対応すると明らかにした。ロバーツ監督は「翔平の決断によるもの。彼が何を知り、何を考えるのかを話すことで、もう少し全体像がはっきりしていくと思う」と語った。

 大谷選手は24日、本拠地ロサンゼルスでの古巣エンゼルスとのオープン戦に「2番・指名打者」で出場した。

 米メディアによると、水原氏は違法ブックメーカー(賭け屋)に借金があり、大谷選手の口座から少なくとも450万ドル(約6億8千万円)が送金された。捜査当局や税務を所管する内国歳入庁が調べを進め、大リーグ機構も調査を開始している。

 20、21日にソウルでパドレスとの開幕シリーズを終えたドジャースは、26日までエンゼルスとオープン戦3連戦を実施。公式戦は28日からで、カージナルスと本拠地ドジャースタジアムで4連戦を戦う。

21日、パドレス戦のベンチで試合を見つめるドジャース・大谷=ソウル(共同)
20日のパドレス戦の3回、今季初安打となる右前打を放つドジャース・大谷=ソウル(共同)

© 一般社団法人共同通信社