横須賀に「千と千尋」キャラのオブジェ登場、カオナシなりきり体験コーナーも 「鈴木敏夫とジブリ展」に合わせ

薬湯に入浴するオオトリさまのオブジェ=横須賀市小川町の三笠ターミナル

 横須賀美術館(横須賀市鴨居)で開催中の「鈴木敏夫とジブリ展」(6月18日まで)に合わせ、旅客船運航事業を手がける「トライアングル」の三笠ターミナル(同市小川町)にアニメ「千と千尋の神隠し」のオブジェがお目見えした。

 特別展示のオブジェは薬湯に入浴する「オオトリさま」で、付属のタブレットをオブジェにかざすと、ススワタリなど同アニメのキャラクターが出てくる拡張現実(AR)体験ができる。カオナシなりきり体験コーナーもある。

 同展開催委員会会長で同社の鈴木隆裕社長は「猿島の玄関口で周辺にもたくさんの見どころがある。横須賀の魅力を多くの方に知ってほしい」と話している。

 オブジェ見学は午前9時~午後6時半。入場無料。

 また、同社は期間中、同ターミナルから同美術館がある観音崎まで直行シャトル船を運行している。問い合わせは同ターミナル電話046(825)7144。

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