人工芝8面の新テニスコートが完成、4月2日オープン 「ここから全国や世界に」 群馬・富岡市

テープカットに臨む榎本市長(左から4人目)ら

 2019年の台風19号で被災した群馬県富岡市和合運動場(同市上高瀬)のテニスコートに替わり、市がもみじ平総合公園(同市上黒岩)に整備してきた新コートが完成した。記念式典が24日、同所で開かれ、出席した競技関係者約180人が新施設の誕生を祝った。

 同公園北側に設けたコートは敷地面積5089平方メートルで砂入り人工芝8面。照明付きで午前8時半から午後9時半まで利用できる。総工費は3億5068万円で4月2日から営業する。

 式典で榎本義法市長は「このコートから選手が全国や世界に巣立っていくことを夢見ている」とあいさつ。県ソフトテニス連盟富岡支部と市テニス協会共催の大会も開いた。

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