軽快なサウンド披露 津山ジュニアジャズオケ 元気をもらえる素敵な音色/岡山・津山市 

岡山県津山市内を中心とした中高生でつくる「津山ジュニアジャズオーケストラ」の2024ファイナルライブ&10周年記念ライブが24日、山下の津山文化センターで開かれ、聴衆約520人が軽快なサウンドに聴き入った。

第1部では「スイッチオンタイム」を皮切りに、「茶色の小瓶」「フレンドライクミー」などジャズの名曲やアニメ映画の主題歌などを次々と披露。ソロパートでは堂々とした姿で表情豊かに吹き切り、息の合った演奏に会場からは大きな拍手が送られた。

第2部ではOBも出演し、「ルパン三世」や「ハウハイザムーン」など多彩な楽曲を響かせたほか、指導をするダークアイズジャズオーケストラのメンバーも加わり、会場をわかせた。

東一宮の公務員・三牧知子さん(55)は「子どもたちが懸命に練習を重ねた姿や熱量が伝わってくる。素敵な音色に元気をもらった」と話していた。

2014年1月に県北のメンバーで結成。現在21人が所属し、小田中の練習場で週1回活動を続けている。

ソロパートを堂々と披露するメンバー

© 津山朝日新聞社