被災地氷見、イベントで活気 富山県内外の33店舗集まる

全国の店舗が出店し、多くの人でにぎわったイベント

 能登半島地震で被災した富山県氷見市を活気づけようと、県内外の33店舗が集まったイベントが24日、同市中央町の登山用バッグ工房「KAMPAI GEARWORKS」とその周辺で開かれ、大勢の来場者でにぎわった。

 KAMPAI GEARWORKSと市内でマルシェイベントを企画しているオトギノマルシェが初めてコラボレーションした。KAMPAI GEARWORKSが地域おこしを目的に昨年夏から企画を進めていたところ地震が発生。よりにぎわうイベントにしようとオトギノマルシェに協力を依頼し、幅広いジャンルの店舗に参加を呼びかけた。

 宮城県から佐賀県までの各地から出店があり、アウトドア用品やハンドメード雑貨、スイーツなど多彩な品が並んだ。氷見市内外の復興に役立てようと募金箱も設置した。

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