西郷真央「思ったプレーできず」涙の13位 コルダ逆転で節目の10勝目

ホールアウト後のインタビューでは涙を流した西郷真央(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国女子◇ファーヒルズ朴セリ選手権 最終日(24日)◇パロスバーデスGC (カリフォルニア州)◇6447yd(パー71)

ルーキーイヤーでの初勝利をかけて7位から出た西郷真央は3バーディ、5ボギーの「73」とスコアを落とし、優勝スコアに5打届かない通算4アンダーの13位に終わった。前半5ホールで2ボギーをたたく苦しい展開となり、3打差からの逆転はならなかった。

西郷は「スタートホールから思った距離に飛ばなかったり、焦りがあった」と強風が吹くコンディションに対応できず。「思ったショットを打てても簡単にボギーになってしまい、パーセーブできなかったのが、こういうスコアにつながった。18ホールを通して思ったプレーができずに悔しい」と涙を流した。

世界ランキング2位のネリー・コルダが通算9アンダーの首位で並んだライアン・オトゥールとのプレーオフを制し、1月「LPGAドライブオン選手権」に続く今季2勝目を飾った。節目となるツアー通算10勝目。

日本勢は、通算1アンダーの27位に勝みなみ、笹生優花、古江彩佳、西村優菜の4人が並んだ。勝は58位から6バーディ、2ボギーの「67」と4つ伸ばして浮上。15位から出た古江と西村はともに「74」とスコアを落とした。稲見萌寧は「72」で通算5オーバーの52位だった。

通算8アンダーの3位にアリソン・リーとガブリエラ・ラッフルズ(オーストラリア)。首位タイから出た申ジエ(韓国)は後半12番のダブルボギーが響いて「73」とし、通算7アンダーの5位に終わった。

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