新入時の安全指導徹底図る 輸送用機械メーカーが無災害記録達成 埼玉労働局

埼玉労働局(久知良俊二局長)は3月8日、UDトラックス(株)(本社:埼玉県上尾市)への無災害記録証伝達式を実施した。業種別に設定した期間の無災害継続に対して厚生労働省労働基準局長が授与するもので、同社は今年輸送用機械器具製造業の基準である700万時間(第1種)の無災害を達成している。

意見交換では、安全作業確認カードを使った新規配属者のフォローや危険予知、ヒヤリハット、労使一体パトロールなど日々の安全活動を同社担当者が報告。基本的な活動を積み重ねるなかで、漫然とした活動にならないよう気をつけながら指導をしていると説明した。久知良局長は、事業場内に安全意識が浸透している点を評価し、今後の無災害記録継続へエールを送った。

© 株式会社労働新聞社