郡山の20代、なりすまし130万円被害 融資会社名乗るファクス

 福島県郡山市の20代の会社役員男性から24日までに、融資会社を名乗る男に現金をだまし取られたと郡山署に相談があった。男性は約130万円をだまし取られており、同署は「なりすまし詐欺」事件とみて調べている。

 同署によると、昨年12月、同市の会社事務所に融資会社を名乗るファクスが届いた。男性が相手の男と電話で話したところ「融資には契約事務手数料などの支払いが必要」と言われたため、市内の金融機関などから複数回にわたり、指定口座に現金計約130万円を振り込んだ。

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