奈緒&木梨憲武、『春になったら』涙のクランクアップ! “かけがえのない3ヵ月”振り返るコメント到着

ドラマ『春になったら』クランクアップを迎えた(左から)奈緒、木梨憲武(C)カンテレ

ドラマ『春になったら』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)で、ダブル主演を務める奈緒木梨憲武がクランクアップを迎えた。

本作は“3ヵ月後に結婚する娘”と“3ヵ月後にこの世を去る父”が「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3ヵ月間を描くハートフル・ホームドラマ。脚本は福田靖によるオリジナル作品。演出には松本佳奈、穐山茉由が参加。福田が描くシリアスとコミカルが同居した世界観で繰り広げる、笑いと感動に満ちた物語を立体的に活写する。

この度、かけがえのない3ヵ月を演じきった、『春になったら』の父娘、奈緒&木梨がクランクアップ。2人の撮影最終日、まるで本物の親子のような、抜群のコンビネーションをみせてきた奈緒・木梨は、スタッフから「クランクアップです」の声がかかると、晴れやかな笑顔でお互いをたたえあった。同日、晴れて現場もオールアップとなり、現場終了後は、奈緒・木梨の2人がスタッフらと順に写真を撮ったり談笑したり、いつまでもなごり惜しそうな空気が流れていた。

クランクアップを迎えた奈緒、木梨から下記コメントが到着。奈緒は「私事になりますが、私は7ヵ月のときに父をがんで亡くし、父との思い出というものが今までありませんでした。“お父さんと一緒にお酒飲みたかった”、“お父さんと一緒にご飯食べたかった”、“お父さんのためにおしゃれしたかった”、“お父さんとケンカしたかった”、そんな私の夢を全て『春になったら』の中でかなえていただきました」と自身の経験を交えてコメント。

木梨は「本当に楽しく、こんなにも仲の良い『春になったら』チームに参加させていただけたこと本当に光栄です。興奮しながら、感謝しながら3ヵ月楽しませてもらいました。最高の仲間たちでした。1つのゴールに向かって皆でものを作る面白さを改めて感じさせていただきました」と振り返った。

ドラマ『春になったら』最終回は、カンテレ・フジテレビ系にて3月25日22時放送。

奈緒木梨憲武からのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

奈緒

私事になりますが、私は7ヵ月のときに父をがんで亡くし、父との思い出というものが今までありませんでした。“お父さんと一緒にお酒飲みたかった”、“お父さんと一緒にご飯食べたかった”、“お父さんのためにおしゃれしたかった”、“お父さんとケンカしたかった”、そんな私の夢を全て『春になったら』の中でかなえていただきました。きっとこのドラマを見てくださった方たちの中にも、私と同じような境遇の方だったり、お別れする年齢は皆違えども、いろいろな思いを抱えながら、それでも毎日笑って生きていらっしゃる方がたくさんいるかと思います。そんな方たちに、『春になったら』チーム全員の思いと、ノリさんというお父さんと親子で過ごした、大切な人との幸せな時間が、いかにかけがえのないものかというのを伝えられたのではないかなと思っています。愛情深いプロデューサーのお2人と、本当にたくましい、そしてお芝居を心から愛してくれる監督たちはじめ、スタッフの皆さんと、この最高のドラマを作れたこと、そして、大好きなキャスト、先輩方、お父さんに恵まれて、こんなに幸せな3ヵ月が自分の人生にあることが本当に宝物です。『春になったら』が終わっても、皆さん、大切な人の隣で笑っていてください。本当にありがとうございました。

木梨憲武

本当に楽しく、こんなにも仲の良い『春になったら』チームに参加させていただけたこと本当に光栄です。興奮しながら、感謝しながら3ヵ月楽しませてもらいました。最高の仲間たちでした。一つのゴールに向かって皆でものを作る面白さを改めて感じさせていただきました。

現場では、気持ちでやれば奈緒ちゃんも気持ちで返してくれるし、スタッフのみんなもそこを拾ってくれていて。これからは、光石さんのように練習して(笑)お芝居にのぞんだり、こういう作品を作っていけたらいいなと思います。今回全てまとめてくれたのは奈緒ちゃんだし、そして『春になったら』スタッフのみんななので、本当に感謝しています。本当に本当にありがとう。

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