第96回選抜高校野球大会は24日、天候不良のため前日に続いて順延となった。2日連続で日程が延びるのは第82回大会以来、14年ぶり。準決勝翌日の休養日はなくなり、決勝は31日の予定。
2回戦で大阪桐蔭と対戦する神村は、兵庫県淡路市の室内練習場で2時間ほど汗を流した。ブルペン入りした早瀬や高木は、力強い直球をコーナーに投げ分けるなど上々の仕上がり。投げ込みをしなかったエース今村は「大阪桐蔭のビデオを見る時間ができてよかった」と話した。
相手は150キロ超の投手を擁する。打者陣は速球対策を行い、今岡や上川床らが調子の良さを伺わせた。中軸の岩下は「1回戦は高めの球に手を出してしまった。フォームを修正したい」と順延を前向きに捉えた。