皇太子夫妻は励ましに「強く心打たれた」、妃のがん公表で英王室

James Davey Hannah Ellison Will Russell

[ロンドン 23日 ロイター] - 英王室の報道官は23日、ウィリアム英皇太子と妻キャサリン妃(42)が妃のがん公表後に寄せられた励ましに強く心を打たれていると発表した。

キャサリン妃は22日に公開した動画メッセージで、1月に受けた腹部の手術後にがんが見つかり、予防的に化学療法を受けていると明かし、がんの発見に「大きなショックを受けた」と心情を吐露。動画公開後に皇太子夫妻の許には励ましのメッセージが大量に届いている。

王室の報道官は声明で「キャサリン妃のメッセージに対して国内、英連邦、さらには世界中からこのようなメッセージが届き、皇太子夫妻は強く心を打たれている。2人は人々から暖かい励ましを受けたことに非常に感動しており、今この時期にプライバシーが必要との訴えが理解を得られたことに感謝している」と述べた。

23日の英紙はいずれも1面でキャサリン妃の動画公開について伝え、妃を応援するメッセージを掲載した。

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