【愛媛県教職員人事】2024年4月の異動を発表 異動総数3044人

 県教育委員会は25日、2024年度教職員異動(4月1日付)を発表した。小中県立学校の異動総数は3044人(23年度比252人減)で、異動率は26.9%(2.2ポイント減)だった。

 地域連携の推進と学校の魅力化向上のため今治南高の校長との兼務を解き、18年ぶりに弓削高に専任の校長を置く。

 不登校児童生徒の支援のため「校内サポートルーム」を設置するモデル校を新たに2校指定、計10校とする。モデル校には支援を専任で担う教員を1名ずつ配置する。

 教員の負担軽減に取り組むため外部人材の活用によるスクール・サポート・スタッフを23年度の155人から215人に増員する。

 役職定年制を導入し、60歳を迎えた校長、教頭を新たに「指導教諭」として任用する。指導教諭は主に新規採用職員や若手教員の育成などにあたる。

 異動の内訳は小中学校が2341人(異動率31.3%)、県立学校が703人(18.3%)。教職員の新規採用は23年度比8人減の452人。

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