ドイツ・デュイスブルクから中国陝西省西安市の西安国際港駅に到着した「中欧班列」。（2023年7月10日撮影、西安＝新華社記者/張博文）
【新華社西安3月25日】中国陝西省統計局はこのほど、同省の1～2月の経済統計を発表し、工業生産が加速し、固定資産投資と消費市場の回復が進むとともに、経済運営が回復して上向く基調を続け、安定したスタートを実現していると分析した。
一定規模（主要業務の年間売上高2千万元、1元＝約21円）以上の工業企業の増加値（付加価値額）は前年同期比5.8％増で、うち採鉱が9.8％、製造が0.1％、電力・熱・ガス・水の生産・供給が6.0％それぞれ増加した。
固定資産投資は1.8％増だった。産業別では、第1次産業が6.6％増、第2次産業が0.5％減、第3次産業が2.4％増となった。
限度額（主要業務の年間売上高500万元）以上の企業の消費財小売売上高は0.6％増で、うち飲食収入が9.8％増、商品小売が0.2％減だった。
貿易額は10.7％増の700億6700万元だった。うち輸出は16.5％増の452億200万元、輸入は1.5％増の248億6500万元で、203億3700万元の黒字となった。
金融機関の人民元建て預金残高は6.8％増の6兆7531億6千万元、貸出残高は10.2％増の5兆5039億1400万元だった。
