東証午前終値、4万0621円 連日最高値更新の反動

東京証券取引所

 週明け25日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。前週の4営業日で2100円余り上昇し、連日で史上最高値を更新した反動で、当面の利益を確定するための売り注文が優勢だった。前週末のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が下落したことも投資家心理を冷やした。

 午前終値は前週末終値比267円19銭安の4万0621円24銭。東証株価指数(TOPIX)は22.44ポイント安の2790.78。

 前週末のダウ平均は高値警戒感から5営業日ぶりに反落した。25日の東京市場もこの流れを受け、朝方から幅広い銘柄が売られた。下げ幅は一時300円を超えた。

© 一般社団法人共同通信社