24日、庄原市でJR芸備線の存続を訴える市民集会が行われました。「ダイヤ改善」などを要望します。
「芸備線がなくなるようなことになれば、地域がますます衰退することになると学びました」
市民集会は沿線4自治体の市議らが企画し、約400人が参加しました。
日本総合研究所の藻谷浩介主席研究員は「廃線は沿線の人口減少を加速させる」として線路や駅舎などを国や自治体が管理する「上下分離方式」で維持するよう提言しました。
市民集会ではJR西日本に対し地域住民が芸備線をもっと活用できるようダイヤ改善なども要望します。
JR芸備線の一部区間について存廃などを話し合う「再構築協議会」は26日に初会合が行われます。