「ジーンズ好きのQOL向上に」デニム生地を全面にあしらったドア 岡山産採用、8月発売

デニム生地のハイドア「インディゴ」(神谷コーポレーション湘南提供)

 室内ドアメーカーの神谷コーポレーション湘南(神奈川県伊勢原市)は、ドア表面にデニムを採用した室内用ハイドア「インディゴ」を8月から販売すると発表した。価格は68万円から。

 デニム生地は、デニムの街として知られる岡山県倉敷市の児島地区や井原市産の商品を使用。ドアハンドルは真ちゅう製で、本革製のオリジナルパッチや赤タブ、黄糸のステッチなどもデザインに組み込んだ。カラーは濃紺、ブルー、ライトブルーの3種類から選べる。

 開発のきっかけとなったのは、社内で行われた新商品開発コンテスト。同社によると、当初は岡山県に開設した無人ショールームの目玉になるものとして開発を進めたが、来場者から好評だったということで商品化に至ったという。

 同社は「ジーンズ好きな方にQOL(生活の質)を上げていただきたい」としている。

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