中国主要国有銀、人民元支援へ国内市場でドル売りのもよう=関係筋

[上海 25日 ロイター] - 中国の主要国有銀行は25日、人民元相場を安定させるため国内市場でドルを売って元を買っているもよう。関係筋が明らかにした。

関係筋によると、国有銀は先週末22日にも、人民元が1ドル=7.2元の心理的節目を超えて下落したことを受けて元買い・ドル売りを行ったとみられる。

中国人民銀行(中央銀行)は市場取引開始前、この日の基準値を7.0996元に設定。ロイター推計値より1271ポイント元高で、推計値との乖離幅は昨年11月以来の大きさとなった。

© ロイター