きょう（月）午後も、西・東日本は断続的に雨が降る見込み。西日本はあす26日（火）午前中にかけて大雨のおそれがあるため、九州を中心に土砂災害に警戒が必要となる。東日本もあす（火）日中は雨脚が強まり、荒れた天気となりそうだ。
九州で再び大雨
きょう（月）午後も、東・西日本は断続的に雨で、夕方以降は西日本で本降りの雨の所が多くなりそうだ。九州は遅い時間ほど雨が強まり、あす（火）未明～朝は九州や四国で雷を伴い激しく降るおそれがある。24日（日）に3月としては記録的な大雨となった九州北部は、再び雨が強まるため土砂災害に警戒が必要だ。
低気圧が太平洋側を発達しながら通る影響で、あす（火）朝～昼過ぎは紀伊半島で滝のような雨の降るおそれがある。また、昼前～夕方は東海や関東でも、雨音が聞こえるくらいの降り方となりそうだ。西日本を中心に、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要となる。
気温は、あす（火）にかけて地域差がありそうだ。暖気が流れ込む九州や四国の太平洋側は、日中は20℃前後まで上がる見込み。そのほかの西日本や東日本は、朝の冷え込みは弱いものの、日中は気温があまり上がらず、風が吹くため寒い地域が多くなりそうだ。なお、あす（火）夜は東日本や東北南部の山地で、雪の降り方が強まるおそれがある。
小刻みに変化
27日（水）は全国的に洗濯日和が期待できるが、晴天は長持ちしない見込み。28日（木）午後は西から雨の範囲が広がり、29日（金）は東・北日本を中心に雨や風が強まりそうだ。ただ、次の週末は関東から西は晴れる所が多く、一気に大型連休ころの陽気となる見通し。関東の内陸は、25℃前後まで上がる所がありそうだ。（気象予報士・高橋和也）
