鹿児島県日置市と日産自動車(横浜市)、鹿児島日産自動車(鹿児島市)は18日、電気自動車(EV)を活用した脱炭素化、強靱(きょうじん)化に関する連携協定を結んだ。
協定は全国252カ所目、県内では5カ所目。災害時に停電した避難所などにEVを無償貸与し、避難者に電気を提供する。車の大きさによって異なるが、一般家庭で使う電気の1~6日分を賄えるという。
EVに試乗した永山由高市長(40)は「快適な乗り心地に驚いた。協定は災害時の対応力強化と環境負荷軽減の推進につながる」と話した。日置市は2024年度、公用車にEVを複数台導入する予定。市内には8基の充電器が設置されている。