まるでラッパー? U-23日本代表監督のリズミカルなスピーチが話題!「最初が大事。入りが大事。コンタクトが大事」

日本サッカー協会が3月24日、パリ五輪の最終予選前ラストの親善試合に臨む、U-23日本代表に密着した「Team Cam」の最新回を投稿した。

同代表は22日にマリと対戦し、1-3で逆転負けを喫した。映像内では決戦前日の練習後、大岩剛監督が選手たちにメッセージを送る様子を公開。指揮官は次のように、熱量たっぷりに鼓舞した。

「(チームが)発足してから2年で立ち位置も変わった。クラブが変わったり、自分が試合に出始めて、出続けて、自信が付いたり。技術が上がって、シュート力が全然違う。クロスの質が全然違う。みんながものすごくレベルが上がっていることをもっともっと自覚をしてほしい。J1で出続けてプレーし続けている。海外での激しいプレーにも慣れている。それをしっかりと自覚して欲しい。だから求めるものが高くなるんだよ。

少しのミス、少しの躊躇、自信のないプレー、迷い。明日のゲームではそういうのはもうなくしてほしい。出たら自分の特長を思い切って出して、思い切ってゴールに向かっていく。ボールに向かっていく。相手に向かっていく」

【動画】だんだんノッテきた?ラップ調にも聞こえる大岩監督の激熱スピーチ
また、マリ戦のキックオフ直前の言葉も公開。こちらは韻を踏むように畳みかけする姿から、「ラップやん笑」といったコメントも寄せられ、話題となっている。

「全員がしっかりと繋がること。ベンチもな、オッケー? しっかりゲームに入るぞ。(松木)玖生、(染野)唯月、オッケー?(内野)貴史、全員が入るぞ、小見(洋太)ちゃん。オッケー? 最初が大事。入りが大事。コンタクトが大事。それで俺たちのリズムに持って行く。どんどん動かして相手を困らせる。オッケー? 全員で行こうぜ。さあ行こう!」

熱血漢が率いるU-23日本代表は、25日にウクライナと対戦。チーム一丸で勝利を掴み、パリ五輪行きを懸けた大一番へ良い流れを作れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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