広い範囲に「高温に関する早期天候情報」 農作物の管理に注意を

早期天候情報

東北の気温は28日(木)までは平年並みか低いが、その後は暖気に覆われやすいため高く、29日(金)から30日(土)ごろはかなり高い日もある見込み。東北の太平洋側は、4月4日(木)ごろからの5日間ほども、気温がかなり高くなる可能性がある。関東甲信、東海、近畿、中国の気温は、28日(木)ごろまで平年並みだが、その後は高くなり、4月4日(木)ごろからの5日間ほどはかなり高い日もありそうだ。

10日間予報

 四国は向こう2週間、暖気に覆われやすいため、気温が平年並みか高く、29日(金)からはかなり高い日もあり、4月4日(木)ごろからの5日間ほどはかなり高くなる見込み。九州から沖縄も向こう2週間は気温の高い日が多く、31日(日)ごろからの5日間ほどはかなり高くなりそうだ。このため気象庁は、東北の太平洋側と関東以西の各地に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。積雪の多い地域は、なだれや急な雪解けにも注意が必要だ。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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