「開運!なんでも鑑定団」アシスタント・片渕茜が番組卒業。新たなMCに菅井友香が就任

テレ東で放送中の「開運!なんでも鑑定団」(火曜午後8:54)で、約7年半にわたりアシスタントを務めてきた片渕茜アナウンサーが番組を卒業し、新たなMCとして、菅井友香今田耕司福澤朗とタッグを組むことが分かった。

「開運!なんでも鑑定団」は、依頼人としてさまざまな人が持ち込んでくる“お宝”を専門家が鑑定し、番組独自の見解に基づいて値段付けを行うバラエティー。4月2日には「テレビ東京開局60周年特別企画 開運!なんでも鑑定団 祝!30周年春の3時間半スペシャル」(午後6:25)がオンエアされ、片渕アナが4月から報道番組に専念するために卒業を発表、新MCの菅井がスタジオ初お披露目となる。

片渕アナの初出演は、新人アナウンサーだった2016年10月4日放送回で、以来約7年半にわたり番組を盛り上げてきた。「小さい頃、祖父母の家に行くと『これは本物じゃないか、偽物じゃないか』とあれこれ言いながらいつも2人が見ていたのが『開運!なんでも鑑定団』でした。新人アナウンサーの時に初めて持たせていただいたレギュラー番組が『鑑定団』だと知った時は、家族が喜んでくれる姿が目に浮かびました」と起用された当時を振り返る。

今回のスペシャルでは、番組冒頭で卒業を発表し、心境を語った片渕アナに対しては、今田と福澤から温かい言葉が掛けられた。そして、鑑定団の司会となって13年、時にはお宝の真贋や鑑定額を言い当てるほどの審美眼を身に着けた今田耕司と、「目利き本物当てクイズ」のために偽物を作り続けた片渕アナが、因縁の目利き対決で最後の大勝負を展開する。

今田が、心から愛する本物の「ガレの器」、片渕アナが卒業制作として作り上げた贋作、そして新MCの菅井が番組の初仕事として作り上げた贋作の3点の中から、本物を見極める。「家で似たようなものは見ていたので頑張ってみたい」と仰天の発言も飛び出した菅井の贋作の出来栄えにも注目だ。

片渕アナは「『鑑定団』の収録現場は、まさに親戚の家に遊びに来たのかな?と思うほど、アットホームな雰囲気。骨董品に詳しくない私が自由に発言をしても今田耕司さんがすかさずツッコミを入れてくれて、福澤朗さんの安定の進行に身を任せ、スタッフの皆さんもすべてを受け入れてくれるような温かさがありました。私は番組を離れますが、皆さんのおうちからお宝が出てくる限り、末永く『鑑定団』が続いてほしいと願っていますし、引き続き楽しんでいただけたらと思います。7年半ありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えた。

22年に櫻坂46を卒業し、現在はさまざまな舞台やドラマなどで活躍を続ける菅井。新MCとして番組に加わることとなり、「長年愛され続けている番組ですし、家族で楽しく拝見していたので、まさか自分が今田さん、福澤さんと一緒に『鑑定団』を任せていただけるなんて、本当に光栄だと感動しました。歴史ある番組で依頼人さんのお宝に関するいろいろなドラマを一緒に見させていただきながら、知識を深め、精いっぱい番組を盛り上げられるように頑張ります。これからどうぞよろしくお願いいたします」と意気込んだ。

なお、日本を代表するコスプレイヤー・えなこ、「THE W」準優勝のお笑いコンビ・エルフ、全世界で発行部数1000万部以上を誇る大ヒット漫画「BEASTARS」の作者・板垣巴留氏、アニメ「ウマ娘」にも出演する人気声優・前田佳織里など各界の若きカリスマたちが、秘蔵のお宝を持ち寄る特別企画「若きカリスマのお宝鑑定大会」も行う。あるレジェンド漫画家の秘宝には、コメンテーターの原晋氏も仰天の鑑定結果が。

さらに、ビンテージとして価値高騰中の「番組初登場!大珍品コレクション」や、開かずの蔵から発見された「江戸時代・伝説絵師のお宝」、超高額「5000万円で購入した超巨大秘宝」など名品珍品が一挙に登場。依頼人が骨董市で発見したという、幕末偉人・高杉晋作が愛する人に贈った「歴史的秘宝」も公開される。その驚異の鑑定額にはスタジオ騒然となる。

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