2023年12月9日、海外から指定薬物「HHC（ヘキサヒドロカンナビノール）」を含んだ液状物を営利目的で輸入した疑いで、40歳の男が逮捕されました。
【写真を見る】指定薬物「HHC」含む液状物13gを営利目的で輸入か 40歳の男を逮捕=静岡県警
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律違反（輸入）の疑いで逮捕されたのは、静岡県函南町に住む自称・販売業の男（40）です。
警察の調べによりますと、男は2023年12月9日、複数の人物と共謀して、指定薬物「HHC（ヘキサヒドロカンナビノール）」を含んだ液状物約13gをアメリカから営利目的で輸入した疑いが持たれています。
名古屋税関清水税関支署が、荷物を確認したところ、指定薬物「HHC」を含んだ液状物を発見し、発送先の宛名がこの男（40）であったことなどから、3月6日に逮捕に至ったということです。
警察は、男が容疑を認めているか明らかにしていません。共謀した人物については、現在も捜査中です。
「HHC」は、大麻の成分の一部を合成したもので、2022年3月から新たに指定薬物に追加されています。指定後、「HHC」と「HHC」を含む製品について、医療などの用途以外の目的での製造、輸入、販売、所持、使用等が禁止されています。
